この度、新日本空調株式会社(代表取締役社長 前川伸二:東京都中央区)と共同で、一般社団法人建築設備綜合協会の主催する第20回環境設備デザイン賞に共同応募し、設備器具・システムデザイン部門にて優秀賞とBE賞をダブル受賞いたしました。
弊社の製品である、超軽量リサイクル・ポリエステル繊維媒地「生産革命」と二酸化炭素の局所施肥遠隔制御システム『C-BRES®』(シーブレス・新日本空調株式会社と共同開発)を用いて、福島県の地域社会や学校教育と連携し、福島県の農業の再生を目指す取り組み、題して「社会を豊かに、そして心を豊かに、未来へつなぐアグリカルチャー」に対し、高い評価を頂きました。
一般社団法人建築設備綜合協会「第20回環境設備デザイン賞」
http://abee.or.jp/designaward/past/20/
“オール近大”川俣町復興支援プロジェクトへの参加と福島県立相馬農業高等学校へのCO2局所施肥システム導入より
“オール近大”川俣町復興支援プロジェクトは、学校法人近畿大学が14学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、近畿大学の総力を挙げて川俣町の早期復興を支援するために2012年に立ち上げたプロジェクトで、農学部と共に弊社も参加、川俣町において超軽量リサイクル・ポリエステル繊維媒地「生産革命」を利用した農法を確立し、農業の安定生産、生産性向上を実現。現在では、川俣町の11軒の栽培農家様で『ポリエステル媒地活用推進組合』を設立、栽培から僅か3年でアンスリウムの一大産地を形成し、2021年(令和3年)では、アンスリウムを年間30万本出荷するまでになっております。
また、福島県立相馬農業高校様へは、超軽量リサイクル・ポリエステル繊維媒地「生産革命」と二酸化炭素の局所施肥遠隔制御システム『C-BRES®』(シーブレス・新日本空調株式会社と共同開発)を導入させて頂き、最新技術を用いた、安定生産、より生産性の高い農業を確立するための研究に活かされております。
このように、超軽量リサイクル・ポリエステル繊維媒地「生産革命」の利用と二酸化炭素の局所施肥遠隔制御システム『C-BRES®』(シーブレス・新日本空調株式会社と共同開発)の最小施肥技術を組み合わせた「新たな農業のしくみ」を将来の農業を担う生徒に、SDGsの取り組みと併せた生産技術の一つとしてレクチャーしたことなどが今回の受賞に繋がりました。